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事業紹介

森林整備・林産部門

森林は、雨水を蓄え洪水を防止したり、土砂の流出や崩壊を防ぐ役割を果たしているほか、私たちの保険休養の場や、様々な生物の貴重な生息の場を提供しています。また、CO2を吸収、貯蓄し地球温暖化防止に大きく貢献しています。そのように、様々な役割を果たしている森林を育成するためには、適正な森林整備が欠かせません。

森林施業の流れ

1.地こしらえ  
植栽する前に、植え付け場所に残った材や枝葉等を片付ける作業です。目的は、土壌流亡を防いで環境保全を促進し、植栽木の活着とその後の成長を助けることです。又、植え付け作業やその後の下刈り作業の安全性を確保することも大切です。

<地拵え (楪(ゆずりは)が多いところ)>

        着手前                    完了

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地拵え03完.jpg

2.植栽

植林は、活力ある森林を育てる第一歩で、とても大切な仕事です。植え付け作業は、現在のところ手作業に頼らざるを得ません。日本の森林は傾斜地が多く、また、土の堅さ、石の多少など条件が複雑なため、機械化が難しいのが現状です。

<地拵え無し 苗間2.0×2.0>

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地拵え無し植付け01着.jpg
地拵え無し植付け01完.jpg

3.下刈り

畑で作物の生育を妨げる雑草を取り除く様に、林業でも植えたら苗木の生長を妨げる植物を除去します。植栽してから約10年までの間は、ほぼ毎年行うのが理想です。雑草などが生い茂った夏場に行う作業のため、大変な仕事になります。

<下刈り(1回刈)>

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下刈01完.jpg

4.つる切り

苗木が雑草よりも大きく生長し、下草刈りの必要が無くなっても、葛、藤、ツタなどのツルが幹に巻きついたり、木の全体に覆い被さったりするため、これを切らなくてはなりません。

5.除伐

植林された苗木の生育を妨げる灌木などを切り取る作業です。雪などで曲がってしまったり、途中から折れてしまっている造林木や生長が悪く大きく育つ見込みの無い植栽木を伐る作業も行います。11年生から25年生頃までの間で行います。

<11年生の除伐>

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除伐Ⅰ完01.jpg

6.枝打ち

11年生から30年生頃になると生育しつつある造林木は、枝が沢山つきますが、そのままにしておくと節が出来てしまいます。製材品にしたときの価値が低くなってしまいます。枝葉が茂りすぎていると雪や強風で折れたり倒れたりしますので、森林を守る意味でも余分な枝を切りとる作業を行います。

枝打ち4m着.jpg
枝打ち4m完.jpg

<4m枝打ち>

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<3m枝打ち>

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枝打ち3m着.jpg
枝打ち3m完.jpg

7.間伐(切捨間伐・利用間伐)

造林木が生長して枝が混み合う様になると健康な樹木に育たなくなります。目標林型に併せた間引きをし、林内環境を良くして、造林木が健全に育つ様にします。植えた木の本数を減らす代わりに、残された木が健全に育つ様に手を入れる作業を行います。

<保育間伐(切捨間伐 14年生ヒノキ)>

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保育間伐02完.jpg

<保育間伐(切捨間伐)>

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保育間伐02着.jpg
保育間伐02完.jpg

<保育間伐(切捨間伐)>

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保育間伐01完.jpg

8.主伐(択伐、皆伐)

主伐は、植林後おおよそ40~60年以上経って、木材として使える大きさになった立木を収穫する作業です。伐採は、高性能林業機械の普及により、安全で効率よく行える様になってきています。主伐が終ると次の植栽に向けて、地こしらえと循環していきます。